データモデルとの同期
- 適用範囲: すべてのBoardクラウドサブスクリプション
内容: [データモデルとの同期(Sync to Data model)]機能の概要
[データモデルとの同期(Sync to Data model)]機能を使用すると、関連付けられたプラットフォームの1つ以上のデータベースに関して、Subscription Hubと特定のエンティティ間でユーザーメタデータを自動的に同期することができます。 これは、特定の同期ルールを設定して行います。
この同期プロセスは、同期が必要なユーザー数によっては数秒間かかります。
同期可能なユーザーメタデータは次のとおりです。
- 名前(Name)
- メール(Email)
- カルチャー(Culture)
- ロール(Role)
- 電話番号(Phone number)
- ライセンス(License)
- カスタムユーザーメタデータ
Subscription Hubでユーザーアカウントが作成、変更、またはインポートされると、指定したデータモデルまたはエンティティを持つすべてのプラットフォームに対して通知が送信されます。
また、同期ルールが存在する場合、新しいプラットフォームが既存のSubscription Hubに接続されたときも、自動的に通知が送信されます。
関連付けられたBoardプラットフォームに、指定されたデータモデルやエンティティが存在する場合、通知を受信した後、ユーザー同期が実行されます。
同期ルールの影響を受ける1つ以上のプラットフォームに関連付けられているユーザーアカウントを1つ以上削除した場合、対応するエンティティメンバーの説明に、プレフィックスの「#del#」が追加され、履歴データが保持されます。
同期ルールの影響を受ける1つ以上のプラットフォームとのユーザーの関連付けを削除しても、同じプロセスが発生します。
Subscription Hubでのユーザー管理の詳細については、「[ユーザー(Users)]セクション」ページを参照してください。
方法: 同期ルールの構成
- [データモデルとの同期(SYNC TO DATA MODEL)]をクリックします。 ポップアップが表示されたら、[+ルールを追加(+ ADD RULE)]をクリックします
- データモデル名を入力し、ドロップダウンメニューで、同期するユーザーメタデータを選択し、対象のエンティティ名を入力した後、[ルールを保存(SAVE RULES)]をクリックします(これらのフィールドは大文字と小文字が区別されます)。 同じデータモデルを参照する複数のルールを追加することもできます。
- [ルールを保存(SAVE RULES)]をクリックしてルールを保存するか、[ルールを同期(SYNC RULES)]をクリックして同期プロセスを直ちに開始します。
以降、同期ルールが適用されるプラットフォームとSubscription Hubとの間で、ユーザーメタデータに対するすべての変更が同期されます。
同期プロセスは完全に自動化され、バックグラウンドで実行されます。 ただし、プロセスが失敗した場合、[ルールを同期(SYNC RULES)]ボタンを使用していつでも手動で開始できます。