Board 8より、画面選択を設定する新しい方法である、動的選択が用意されました。
動的選択は、画面選択のフォーカスの横にあります。
アイコン をクリックすると、以下の画面が表示されます。
左側にあるチェックボックスをオンにすると、ドロップダウンリストに、構造に選択エンティティを含むすべてのキューブが表示されます。キューブを選択し、[OK]をクリックすると、選択はそのキューブ上で0以外を持つすべてのメンバーに基づきます。
動的選択がエンティティに設定されている場合、緑色のアイコン が表示されます。
時間エンティティには、さらに多くの選択オプションがあります。
フォーカスの横にあるアイコンをクリックすると、以下のウィンドウが表示されます。
[動的選択を有効化(Enable Dynamic Selection)]をオンにし、ウィンドウをアクティブにします。
[現在の日付(Current date)]: システム日付に基づいて期間を選択します。下部にあるオプションはこの選択のために利用できます。
[キューブに基づく(Based on Cube)]: ドライバーキューブを選択します。2つのオプションがあります。
[最近の期間(Latest period)] - ドライバーキューブに値が含まれる最近の期間を選択します。下部にあるオプションはこの種の選択のために利用できます。
[期間<> 0(Periods <> 0)] - ドライバーキューブに0以外の値を含む、すべての期間を選択します。
オプション - [現在の日付(Current date)]及び[キューブに基づく(Based on Cube)]/[最近の期間(Latest period)]に対して追加のオプションを設定可能:
- [期間(Period)]:[現在の日付(Current date)]と[最近の期間(Latest period)]で返される期間のみを選択します。
- [過去1年間(Year to Date)]:返された期間前のその年のすべての期間を選択します。
- [以前の期間(Previous Period)]:期間を過去に移動します。
- [オフセット(Offset)]:期間をn個移動します(前方の場合は「n」又は後方の場合は「-n」)。
ユーザが画面にアクセスすると、以下の処理が行われます。
セキュリティ選択が適用される
時間エンティティに関する動的選択が評価される
静的画面選択が適用される(例えば、エンティティ選択は画面に保存される)
時間以外のエンティティで定義された動的選択が適用される
レイアウト選択を続ける
画面のレイアウトの実行は、上述の選択がすべてネストされた後に行われます。