動的選択

Board 8より、画面選択を設定する新しい方法である、動的選択が用意されました。

動的選択は、画面選択のフォーカスの横にあります。

時間以外のエンティティ

アイコン image14.gifをクリックすると、以下の画面が表示されます。

image68.jpg

 

左側にあるチェックボックスをオンにすると、ドロップダウンリストに、構造に選択エンティティを含むすべてのキューブが表示されます。キューブを選択し、[OK]をクリックすると、選択はそのキューブ上で0以外を持つすべてのメンバーに基づきます。

動的選択がエンティティに設定されている場合、緑色のアイコン image15.gif が表示されます。

 

時間エンティティ

時間エンティティには、さらに多くの選択オプションがあります。

フォーカスの横にあるアイコンimage16.gifをクリックすると、以下のウィンドウが表示されます。

 

image69.jpg

 

[動的選択を有効化(Enable Dynamic Selection)]をオンにし、ウィンドウをアクティブにします。

 

[現在の日付(Current date)]: システム日付に基づいて期間を選択します。下部にあるオプションはこの選択のために利用できます。

[キューブに基づく(Based on Cube)]: ドライバーキューブを選択します。2つのオプションがあります。

- [期間(Period)]:[現在の日付(Current date)]と[最近の期間(Latest period)]で返される期間のみを選択します。

- [過去1年間(Year to Date)]:返された期間前のその年のすべての期間を選択します。

- [以前の期間(Previous Period)]:期間を過去に移動します。

- [オフセット(Offset)]:期間をn個移動します(前方の場合は「n」又は後方の場合は「-n」)。

 

選択が画面にネスト化され、適用される方法

ユーザが画面にアクセスすると、以下の処理が行われます。

  1. セキュリティ選択が適用される

  2. 時間エンティティに関する動的選択が評価される

  3. 静的画面選択が適用される(例えば、エンティティ選択は画面に保存される)

  4. 時間以外のエンティティで定義された動的選択が適用される

  5. レイアウト選択を続ける

 

画面のレイアウトの実行は、上述の選択がすべてネストされた後に行われます。