コマンドラインからカプセルを開く

コマンドラインからカプセルを開くには、以下のファイルを実行します。

BoardWinClient.exe

このとき、オプションで以下のスイッチを指定出来ます。

 

注:

スイッチは任意の順序で指定出来ます。

 

パラメータは大文字と小文字が区別されます。

接続先のホストを指定するには、以下のいずれかのオプションを使用します。

/host "server_ip_addr:port"

Boardクライアントの接続リストに定義されていないホストとポート番号を指定します。 この場合、次に説明するように、シングルサインオンを使用する(すなわちWindowsの現在のユーザアカウントを使用する)/ssoスイッチを使用するか、/user及び/passwordスイッチを使用して、ログオンアカウントを指定します。

ユーザ認証情報を指定するには、以下のいずれかのオプションを使用します。

/sso

Windowsの現在のユーザを使用してBOARDサーバにログオンします。

 

/username "myname" /password "mypassword"

定のユーザ名とパスワードを入力出来ます。

SSLの使用

/ssl "true" | "false"

SSL暗号化接続を使用します。これに従って、SSLを使用("on"の場合)又はSSLを使用しない("off"の場合)ようにサーバが設定されている必要があります。デフォルトは"off"です。

 

注:

これに従って、SSLを使用("true"の場合)又はSSLを使用しない("false"の場合)ようにサーバが設定されている必要があります。デフォルトは"false"です。

Windows暗号化の使用

/winEncryption "on" | "off"

Windows暗号化通信を使用します。 これに従ってサーバが設定されている必要があります。 デフォルトは"on"です。

 

注:

このパラメータはオプションです。/hostを使用する場合のみ必要ですが、/hostnameを使用するときは必要ありません。

 

開くカプセルを指定するには、以下のオプションを使用します。

/capsule "Folder\MyCapsule.cpsx"

サーバ上に配置されたカプセルを開きますが、ここで、FolderはBoard\Capsulesから開始されるパスです。

 

デフォルトのホーム画面以外の、開く画面を指定するには、以下のオプションを使用します。

/screen "MyScreen"

プロシージャのトリガ直後に、Boardクライアントプログラムを強制的に閉じるには、以下のオプションを使用します。

/unattended

 

注:

このパラメータは、/capsuleパラメータと組み合わせてのみ使用出来ます。

Boardクライアントのウィンドウサイズをピクセル数で指定します。

/width valueX

/height valueY

複数のBoardクライアントプログラムを開きます。

/multiinstance

このパラメータは、Boardクライアントプログラムの複数のインスタンスを同時に実行することを可能にします。

コマンドの例

BoardWinClient.exe /host "Boardserver" /capsule "UpdateProcedure.cpsx" /unattended

 

BoardWinClient.exe /host "Boardserver" /capsule "Folder\Budgeting.cpsx"

 

Boardクライアントを開いて自動的にサーバに接続し、指定されたカプセルを開くためのアイコンを、コマンドラインを使用してユーザのデスクトップ上に作成することが出来ます。これは、経験の浅いユーザにBOARDアプリケーションを実装する一般的な方法です。

インストールプログラムにより、BoardクライアントプログラムがCPSXファイル拡張子に関連付けられるため、Windowsエクスプローラでカプセルファイルをダブルクリックしてカプセルを開くことも出来ます。

 

注:

Board 8以降、BoardProcedureLauncherによるプロシージャのスケジューリングが推奨されます。詳細については、ナレッジベースを参照してください。