Boardクライアントから、カプセル画面上に表示されているデータを別のフォーマットにエクスポート出来ます。
データを以下のMicrosoft Officeフォーマットにエクスポート出来ます。
Microsoft Excelワークブック：このオプションは画面オブジェクトのデータ（データビュー、チャート、ゲージなど、レイアウトを持つ全てのオブジェクト）をMicrosoft Excelファイルにエクスポートします。各オブジェクトのデータはワークブックの異なるシートに配置されます。
Microsoft Excelワークブックを平坦化したテーブルとして：上記と同じですが、このオプションは列に設定された2つ以上のエンティティを持つレイアウトを平坦化したテーブルのフォーマットでエクスポートします。これはMicrosoft Excelの列フィルタを適用したり、ピボットテーブルを作成したりするのにより適しています。
Microsoft Word文書：選択した画面オブジェクトを含んだMicrosoft Wordタイプの文書（2003又は2007バージョン）を作成します。
Microsoft PowerPoint文書：選択した画面オブジェクトを含んだMicrosoft Power Pointタイプの文書（2003又は2007バージョン）を作成します。
エクスポート機能は、指定されたフォーマットで、カプセル画面のデータ及びチャートを使用して文書を作成します。Microsoft Excel 2007、PowerPoint 2007、又はWord 2007（以降）のフォーマットをエクスポートする場合に、データだけでなくレイアウト定義もエクスポートされます。これにより、Board Officeアドインを使用してそのデータ上で作業出来ます。例えば、レポートを更新したり、ドリルダウンしたり、Microsoft Officeプログラム内からレイアウトを編集することも出来ます。
注
Microsoft Excel、Microsoft PowerPoint、及びMicrosoft Wordに対するエクスポートアイコンを有効にするには、Microsoft Officeバージョン2003以降がクライアントPCにインストールされている必要があります。
RTFフォーマット（リッチテキストフォーマット）へのエクスポートは、ほぼすべてのテキストエディタプログラムと互換性のあるテキスト文書を生成します。
注
RTFフォーマットへのエクスポートは、Microsoft Officeがインストールされていない場合でも常に利用出来ます。また、サードパーティソフトウェアをクライアントPCにインストールする必要はありません。ただし、RTFフォーマットへエクスポートされるレポートは更新出来ません。
PDF（Portable Document Format）は、文書を交換及び印刷するための共通フォーマットです（Adobeが開発）。
XPS（XML Paper Specification）はMicrosoftが開発した同等のフォーマットであり、Internet Explorerで開くことが出来ます。
画像へのエクスポートでは、カプセル画面のスナップショットを撮影し、それをJPEG、BMP、又はPNGのいずれかの画像ファイルフォーマットに保存出来ます。
Boardプロシージャ内でエクスポート機能を使用出来るようになりました。詳細については、「プロシージャアクション/レポート」を参照してください。