データベースデータは、データベースディレクトリと呼ばれる単一のディレクトリに保存されます。このディレクトリには、データベース名にDtbx拡張子を付けた名前が付けられます。例えば、Gammaデータベースは、c:\Board\Database\Gamma.dtbxに保存されます。
データベースのバックアップコピーを作成するには、データベースディレクトリをその全ての内容と一緒にコピーします。
重要な注
更新プロセスにより1つ以上のデータベースファイルが開いたままになり、バックアッププロセスが妨げられる可能性があるため、データベースディレクトリをコピー又はそのバックアップコピーを作成する前に、BOARDサーバサービスが停止していることを確認してください。
データベースのバックアップコピーを復元するときは、BOARDサーバサービスを停止し、既存のデータベース(ディレクトリとその全ての内容)を削除してから、バックアップコピーを復元してください。サービスによって一部のファイルが開いたままになり、復元プロセスによるこれらのファイルの上書きが妨げられる可能性があるため、サービスの停止及び既存データベースの削除を行わないと、矛盾したファイルが作成される場合があります。
Board 7.4リリース以降、BOARDでは、データベースバックアップの管理を可能にする新しいツールを管理者ユーザに提供しています。このツールは、以下の図に示すようにリボン内で使用可能です。
現在のデータベース(リボンのドロップダウンリストで選択されているデータベース)のバックアッププロシージャを起動するには、[ユーティリティ(Utilities)]メニューを開いて、バックアップボイスを選択するだけです。以下のようにダイアログボックスが開きます。
[はい]を選択すると、データベースのコピーが次の場所に保存されます。C:\Board\Database\_Backup
以前に保存されたデータベースのバージョンを復元するには、[ユーティリティ(Utilities)]メニューを開いて、[復元(Restore)]を選択するだけです。バックアップされたデータベースが含まれたウィンドウが開きます。
復元対象のデータベースを選択した後、復元プロシージャが起動されます。
警告
復元プロシージャは元に戻すことが出来ず、元のデータベースを上書きします。この機能は慎重に使用してください。
注:
バックアップ操作及び復元操作は、どちらも「Advanced」の章で説明されるように、プロシージャ手順として使用可能です。