データモデルのバックアップと復元
このトピックでは、データモデルのバックアップと復元の方法について説明します。
Boardのネイティブなバックアップ/復元機能により、数クリックでデータモデルのフルバックアップを作成することができます。
バックアップ機能は、データモデルのスナップショットを作成し、そのファイルのコピーをバックアップディレクトリに作成します。バックアップ機能は、データモデルの一貫性を保証します。更新作業が進行中の場合、バックアップ機能はその完了を待ち、キューに入った他の更新作業の実行を一時的に停止して、ファイルのコピーを安全に作成します。
バックアップ機能が実行されても、ユーザーはダウンタイムなく、データモデルを操作することができます。
データモデルのバックアップコピーには、その中で作成されたすべてのもの(エンティティ、関係、キューブ、プロシージャ、ルール、データリーダーなど)が含まれており、データモデルの正確かつ完全なコピーとなります。
バックアップ
データモデルをバックアップする場合は、以下の手順で行います。
- データモデルタイルの右上にあるハンバーガーアイコン(
)をクリックします。 - [データモデルをバックアップ(Backup data model)]アイコンを選択します。
- 確認ポップアップウィンドウが表示されるので、[はい(YES)]をクリックしてデータモデルをバックアップします。
バックアップ機能は、プロシージャから[データベースをバックアップ(Backup database)]のアクションを使用して起動することもできます。
データモデルの復元
既存のバックアップコピーからデータモデルを復元するには、以下の手順で行います。
- データモデルタイルの右上にあるハンバーガーアイコン(
)をクリックします。 - [データモデルを復元(Restore data model)]アイコンを選択します。
- リストから必要なバックアップコピーを選択します。任意のデータモデルの既存のバックアップコピーを復元するよう選択することができます。各バックアップコピーの名前は、ソースデータモデルの名前と同じです。
- 確認ポップアップウィンドウが表示されるので、[はい(YES)]をクリックして、選択したバックアップコピーを復元します。
データモデルの復元機能は、プロシージャから[データベースを復元(Restore data model)]のアクションを使用して起動することもできます。
データモデルをバックアップコピーから復元すると、データモデル内のデータがバックアップコピーのデータで上書きされます。この操作は元に戻せません。